車の車両重量は軽トラックで800Kg前後,ステップワゴンクラスで1.5トン前後,レンジローバーなどの大きな車では車両重量は2トンを超えます。その車体を外径わずか4mmのパッキンが支えています。その正体はバルブコア(通称ムシ)のパッキンです。(写真中央の金属パーツの真ん中に付いている黒いパーツ)
タイヤバルブはご存知のようにタイヤに空気を入れる注入口のことで、その中に入っているのがバルブコアで長さ16mm,太いところの直径が5mm弱のとても小さなパーツです。そのバルブコアのテフロン製の外径4mmのパッキンがバルブステム(タイヤバルブ本体:写真下)と密着することで空気圧が保たれて車は快適に走ることができるのです。とても小さな縁の下の力持ちですね。
タイヤの指定空気圧は運転席ドアの開口部などに記載されていますのでそれを目安に調整しますが、私は少し高めに調整しています。(ドラッグレースや4WDで砂丘を走る時はかなり空気を抜いて走っていましたが)
タイヤの空気圧が不足すると燃費に影響したり片減りや発熱による損傷にもつながるので、定期的に点検しましょう!